W3CのCSS検証サービスのインストール手順

〜W3CのCSS検証サービスをローカルPCで利用する〜

W3CのCSS検証サービス

W3CのCSS検証サービスは以下のURLよりダウンロード可能である。
CSS 検証サービスのダウンロードとインストール
コンパイル済みのjarファイルが転がっているだけで、必要ライブラリなどの記述が一切無い。
不親切というか、なんというか……

以下は、これを手っ取り早くローカルで動かしたい時のメモである。(XP上で動かす手順)

ダウンロードするもの
  1. java 1.5以降:たぶん1.4でも動くけど。Java SE Downloads
  2. css-validator本体:css-validator.jar(W3Cにある)
  3. commons-collections-3.2.1.jar: commons-collections-3.2.1-bin.tar.gz
    正式な配布元はapache.orgだけど、ライブラリはvelocity-1.6.1.tar.gzにも入っている。
  4. commons-lang-2.4.jar: commons-lang-2.4-bin.tar.gzを取ってくる。
  5. jigsaw.jar: とりあえず最新版を取ってくる。jigsaw_2.2.6.tar.gz
  6. tagsoup-1.2.jar: "TagSoup 1.2"というセクションがあるので、そこから、tagsoup-1.2.jarを持ってくる。
  7. velocity-1.6.1.jar: これも最新版を取ってくる。velocity-1.6.1.tar.gz
  8. xercesImpl.jar: "Binary Distributions"セクションの"Xerces2 Java "にあるXerces-J-bin.2.9.1.tar.gzを取ってくる。
  9. xml-apis.jar: Xerces-J-bin.2.9.1.tar.gz に一緒に入っている。
インストール作業

ダウンロードしたライブラリ・ファイル(jar)を適当なフォルダにコピーする。
C:/TOOLS/cvs_validator/ とか適当にフォルダを掘って8つのjarファイルをコピーする。

起動用のバッチファイルの作成

-classpath オプションでライブラリを直接指定している点に注意。
D:\WORKにエラーファイルを出力しWZで開いているが、これは各自の環境に合わせるべし。
※ windows95,98,98SE,Meの場合、継続行'^'が使えないので1行で書く事。

@echo off
echo css-validator.jar でチェックを開始します。
echo チェック対象ファイル = %1
if exist "D:\WORK\css-validator.err" del "D:\WORK\css-validator.err"
java -classpath ^
C:/TOOLS/cvs_validator/css-validator.jar;^
C:/TOOLS/cvs_validator/jigsaw.jar;^
C:/TOOLS/cvs_validator/velocity-1.6.1.jar;^
C:/TOOLS/cvs_validator/tagsoup-1.2.jar;^
C:/TOOLS/cvs_validator/commons-lang-2.4.jar;^
C:/TOOLS/cvs_validator/commons-collections-3.2.1.jar;^
C:/TOOLS/cvs_validator/xercesImpl.jar ^
org.w3c.css.css.CssValidator file:/%1 >"D:\WORK\css-validator.err"
echo チェックが完了しました。結果ファイルをエディタで開きます。
"C:\PROGRAM FILES\WZ EDITOR\WZEDITOR.EXE" "D:\WORK\css-validator.err" /tags /nf /rl /h
exit
これでCSSのチェックがローカルPC上で行えるようになる。

mailto: spam_spam_spam_spam_spam_spam@mbj.nifty.com
Last update:2010/05/30