ハードディスクの故障でデータを亡くす事を何度か繰り返した結果、RAIDを組む事にした。
金はかかったがノウハウは嫌と言うほど取得できた……
多数のハードディスクを押し込んだマシンを24時間連続稼働させるのは面倒です。
ファイルサーバ SUSIE と POSIE。
上の青いのが最初のファイルサーバ SUSIE
下の白いのが２台目、POSIE
SUSIE 建造
発熱・電源不安定・HDD故障等、次々とトラブルを発生させたマシンです。
(SUSIEには8台のHDDが押し込まれていますので、当然かもしれません。)
SCSIでは安心感のあったadaptecならIDEでも大丈夫だろうと、購入したのがコレ。
値段相応というか特に問題は無かった。
これで安心したのが大間違いだった……
本格的にRAID5を組もう、どうせならSATAで……と、2400SAを購入。
ところが、SATAの相性問題で遅いわ不安定だわ……当時のadaptecの製品は問題が多かったのです。
……SATAでSCSIと同程度の品質を期待した私がバカでした……
※ 結局、海門のドライブに交換するまで安定しませんでした。（交換後は問題なく稼働）
- ハードディスク増設後、動作が不安定になる → 電源ユニット交換で安定
- 冷却の風量不足で内部温度が50℃を超える → 内部ファンを増設
ハードディスク故障の際に内部温度の異常に気づく...温度計って必要なのね。
なんだかんだで金を喰いまくったマシンです。
POSIE 建造
苦労して安定化した SUSIE ですが容量の残りが少なくなってきたので２台目が欲しくなりました。
SUSIE は、故障時の対処が異常に面倒なのでメンテの楽なマシンを建てよ〜〜と。
最初はケース。
冷却効率が良くてメンテしやすいケースを捜したらこうなりました。
故障率の低さで定評のあるファンがユニットになってます。
万一、故障しても簡単に交換できます。
本来なら、予備ユニットをデポして置かなきゃいけないけど、このメーカの製品は滅多に壊れませんので……。
RAIDコントローラは 9500S-8 です。
SATAで評判のよい 3wareのカードを選択しました。
最初、ドライバの組込でハマりましたが、稼働後は全く問題なし。
８諭吉しますけど……
■カードの接続状態。
フロント部分。
故障しても簡単に交換できます。
3wareのカードはユニット交換時に停止させる必要がありません。
再構築時も通常通りの運用が可能です。
LITTLEWITCH 建造
1.6T＋1Tの容量があれば、10年は保つだろうと思っていたら…… データは際限なく増えるのね。３台目のサーバを建て増した。
今度のマシンは２ユニットのラックマウント専用機。
これも故障したユニットを簡単に交換できます。
冷却系は POSIE と同じメーカのファンです。
- 適当な長さのSATAケーブルがなかったので、ケーブルがとぐろを巻いてます。
- この子はＤＢサーバ兼用なのでCPU２発です。
■今回のカードは 3ware 9550SX-12
価格は訊かないでください…
問題点
重量が最大の問題点です。
安物の SUSIE はともかく、POSIE と LW は３０キロ以上あるので棚から下ろすとき大変です。